トリコ年 FUTEMEMO
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あけましておめでとうございます

トリコは去年の12月11日にクリアしました
前回の記事のところ以外ではネタバレ防止でネット断ちして、
ヒントは意地でも見ずにひたすらトリコと戯れたり愛でたり冒険を楽しみました
クリア翌日には北米版のフィギュア付きを購入するというドハマりっぷりです。
ああ、トリコ飼いたい

念のため…
このゲーム、本当~~~にやりたい人は情報を何も仕入れず
まっさらな気持ちでやることを非常に強く推奨します。
自分がネタバレを何も知らずにやりたい/見たい派だからなんですけど
この衝撃をできるだけ風化させたくないんですよ…

続きから感想(サントラかけて号泣しながら書いた)
※EDまでのネタバレ注意※
























私は槍が突き刺さったトリコを見ただけで泣いてしまうくらいなので
後半の怒涛の展開でどれだけ泣いたことかわかりません…まずとにかく泣いたってことを主張してみます

そしてトリコの正体やはっきりとしたストーリーについては
あえて疑問点を残してプレイヤー側に委ねられている部分が多々あるので
人様の考察をたくさん漁って共感したり、納得したりする日々を過ごしました
なので特に私は考察を書き連ねたりせずにただ感情のままにプレイした感想を垂れ流します

とにかく言いたいのはトリコと少年の絆が最初から最後まで素晴らしかったこと
これを書かずしてトリコは語れない…
私はどれだけ心が震えたかもうわからないです
いつの間にか自分が少年の立場としてゲームをプレイするくらいのめり込みました

最初は戦闘はトリコに任せて、トリコは頼もしいなあ、心強いなあ…と見ているだけだったのに
その内気がつけば自ら鎧にタックルするようになってるんですよね…
私のトリコに手を出すんじゃねえ!!!!!!ってそれはもう勢いのままに
敵の鎧はもうめっちゃくちゃ怖いんですよ…遠目にいて「いる…」と心臓バクバクになったり、
死角からゾロゾロと来て本気でびっくりして叫んだりとにかく大変でした

冒険中、先に進むたびに何度も詰まったりしながら
トリコの視線に注目してみたり、ここはICOとワンダの応用だな!と盛り上がったり、
そして解けた時の爽快感さたるや…謎解き大好きなので本当に楽しかった~!!!
まあ高いところが好きな私ですら少年の綱渡りにはもう君はホントに人間かねと流石にツッコみました
自分で操作してるわけだし綱渡りしないと先には進めないんですがね
そうだよね、トリコの為なら火の中水の中どこへだって行くよ…わかるよ…(?)
最初は少年はイコやワンダより確実に体力ないだろうと思っておっかなびっくり動かしてたんですが
もしかして歴代ナンバーワンのタフネスなのでは?

道中、トリコとはぐれてしまってものすごく、それはもう心細くなり
いないのはわかっていてもトリコ…と呼んでしまうんですよね
その時の少年の声の弱々しさといったら…!!!
凄いんですよ、私は事あるごとにトリコを呼んでたんですが場面に応じて
声がもう、まったく、全然違うんですよ、この演出の細かさたるや
そしてトリコと再会できた時の安心感といったら言葉にできない
涙をボロボロ流しながらたくさん撫でて、
自分を助けてくれてありがとうって何度も名前を呼んでしまうんですよ
トリコはただのAIじゃない、ちゃんとそこに存在してるんです

トリコが洗脳からの暴走をし、その後意識を失った少年をずっと見守るトリコの姿は本当に忘れられない
あの演出はこちらの涙腺が完全に駄目になりました
意識を失ってもゲーム上はコントローラーを動かすことができる、
でもそのボタンを何度押しても少年は目覚めない、不安と焦燥で居てもたってもいられない、
その時トリコが少年を水たまりにボチャンと入れるんですよ
少年はすぐに目を覚まし、トリコはその少年を見て安心した顔を向ける…それを見て
私は顔面をぐちゃぐちゃにしながら良かった~~~本当に良かった~~~…と咽び泣くんですよ
1つ1つのシーンが映画のような演出で、どのシーンも印象に残ります
もう1匹の大鷲との闘いで力尽きたトリコに心を痛めながら
いくらでもお食べ…早く元気になって…と樽を運んだりしてね…

そしてラストの展開です
これが2周目になかなか手が出せない最大の要因なのですが
大勢の大鷲にトリコが痛めつけられる中、感情がぐちゃぐちゃになりながら
必死で、極限の状態で打開策を見つけなきゃならないんですよ
涙が止まらないまま頭の片隅で冷静に、鬼か、と素直に思いました…
もちろん少年の操作なんてまともにできるわけがなく…

ここで少し脱線しますがトリコは操作性についてよく問題点が
挙げられていますが、私的には「むしろこれでいいのでは」と思っています
プレイヤーの感情がダイレクトにコントローラーの操作に直結するゲームとして解釈すれば
操作性の悪さはむしろ臨場感があっていいのでは…?という都合のいい考え方かもですが
ICOもワンダもこんな感じだったので違和感が最初から全く無かったのもあるかもしれないです

で、話は戻りますが少年がどうしようどうしようとぐるぐる回ってる間に
ずっとトリコの痛めつけられる音と苦しそうな声が聞こえてくるんです
こんなにゲームにおいて無力な自分に対しての苛立ちで涙を流したのは初めてでした
トリコの尻尾が噛み切られた瞬間のショッキングさといったら

最後、ボロボロになった身体で空を飛び、少年を村へ送り届けたトリコ
村人に警戒されつつ、意識を失った少年の微かな声を聴いて、飛び去ってしまいます
「あの身体ではもう長くはないだろう」の村人のセリフ、そしてそのままスタッフロールへの繋ぎ…
スタッフロール中はこれで終わりなの…?トリコは少年を送り届けたのちに死んでしまうの…?
と気が気じゃなかったです…プレイした方ならわかってくれるはず…
しかし、スタッフロールが終わり、最初の画面に戻ったと思ったら…!!!

最後に手に入れることができるトロフィーの「遠く離れていても」
人喰いの大鷲トリコのキャッチコピーの「思い出の中のその怪物はいつも優しい目をしていた。」
全部、全部きれいに繋がって、本当にこのゲームをやって良かったなと心から思えました

色々まだまだ語り尽くせないほど盛りだくさんのゲームですが、
まず、発売まで7年待った甲斐はあります。死ぬほどあります
ICOとワンダと巨像の2つが好きでもPS4が無い?なら買おう!って強引に進めるくらい
人喰いの大鷲トリコは紛れもない傑作です

出会えて良かった…と思えるものが増えるって、この上なく幸せなことですね